堀部常雄が織りなす盆栽の真髄

1987年、堀部造園を創業した堀部常雄会長。彼がその手で生み出す盆栽は、単なる植物ではありません。

日本全国から厳選し、自ら直接仕入れた盆栽一つひとつに、毎日水をやり、丹精込めて育てています。

樹の大きさに比して小さな鉢で育つ盆栽は、まさに手間ひまかけた芸術品。
しかし、その労力こそが、年を重ねるごとに荘厳な美しさを育む秘訣です。

長年の間、多くのお客様からオンラインショップ開設のご要望をいただいておりましたが、この度ついに実現いたしました。中には樹齢30年を超える盆栽もございます。

時を超えて磨かれる堀部常雄の盆栽から、あなただけの一鉢を見つけてください。

●真柏とは…

盆栽における「真柏(しんぱく)」とは、ヒノキ科ビャクシン属の常緑針葉高木で、特に盆栽の世界ではミヤマビャクシンという高山に自生する樹種を指すことが多いです。その独特の魅力と育てやすさから、盆栽愛好家から非常に人気のある樹種となっています。

●真柏の主な特徴と魅力
「ジン」と「シャリ」の美しさ

真柏の最大の魅力は、なんといっても「ジン(神)」と「シャリ(舎利)」と呼ばれる部分です。

ジン:枯れて白骨化した枝の部分を指します。

シャリ:枯れて樹皮が剥がれ落ち、白い木質部が露出した幹の部分を指します。

高山などの厳しい自然環境の中で、風雨にさらされ、一部が枯れながらも生き続けてきた真柏の姿は、盆栽として「生と死の共存」や「古木感」を表現する上で非常に重要視されます。乳白色に変化した幹や枝と、青々とした葉のコントラストが、独特の芸術性を生み出します。

●細かく密な葉性

葉は細かく、密に茂る特性があります。特に「糸魚川真柏(いといがわしんぱく)」と呼ばれる新潟県糸魚川市周辺に自生していた真柏は、その葉の細かさと密さで知られ、盆栽愛好家垂涎の的となっています。

この細かい葉性により、小さな盆栽でも非常に緻密な樹形を作り込むことができます。

●針金整枝への強さ

枝が柔軟で、針金による整枝に非常に良く耐えます。このため、作り手の意図する様々な樹形(模様木、懸崖、文人木など)に仕立てやすく、盆栽としての表現の幅が広いことも魅力です。

●強健で育てやすい

高山に自生するだけあって、乾燥に強く、比較的病害虫にも強い強健な性質を持っています。そのため、初心者でも比較的容易に育てられるとされています。

日当たりと風通しの良い場所を好み、適切な水やりと手入れをすることで、長く美しい姿を保つことができます。

●独特の樹形

自然の山野を彷彿とさせる、曲がりくねった幹や力強い枝の姿は、見る人に深い感銘を与えます。特に、幹が大きくねじれたり、シャリが大きく入ったりしたものは、「幹芸」として高く評価されます。

真柏は、その独特の美しさと育てやすさから、盆栽の樹種の中でも非常に重要な位置を占めています。自然の厳しさの中で培われた生命力を、盆栽という形で身近に感じさせてくれる魅力的な樹種と言えるでしょう。

当店が取り扱う商品は1点ものであり、実店舗でも展示販売しております。
商品情報は随時更新しておりますが、ご注文のご連絡を頂いてから在庫の確認をさせて頂いておりますこと、予めご了承下さいませ。

盆栽は季節によってその姿が変化し、掲載された撮影時の状態と、現時点での姿に生理上の変化が当然生じることをご理解下さい。

すべての商品が年代を経た古美術的要素が強い物が多く、経年変化による各品々の“スレ”や細かなキズは、著しい部分のみの記載とし、斯界通例の範囲でのイタミはご理解の上お買い求めください。